こんにちは、お疲れ様です。
今回は、看護師の体調管理は歯も関係している?口内トラブルの原因と対策についてお話したいと思います。
看護師は他の職業と比べて、虫歯やその他の口内トラブルになりやすいってご存知でしたか?
たしかに仕事が忙しいと、歯を磨く時間がないだとかストレスなど、いろいろ予想がつかなくもないですが。
歯の状態は、体調を管理するうえでも、とっても重要になってきます。
そこで今回は、看護師が虫歯や口内トラブルになりやすい原因とその対策について、お伝えしたいと思います。
もくじ
【なぜ看護師は虫歯や口内トラブルになりやすい?】
①緊張状態が長時間続く
看護師の仕事は、常に責任とプレッシャーがつきまといます。
ミスが許されない仕事内容であるため、緊張感が半端ないですよね。
人は緊張すると、唾液の分泌が少なくなり、口内がカラカラに乾燥します。
唾液は、菌から歯や歯茎をガードする役目がありますから、その唾液が不足すると口内は菌がたくさん繁殖し、虫歯や歯周病の原因となってしまうんです。
私も仕事中は、よく喉が渇きます。
病棟に勤務していたころは、とくに感じていましたね。
バタバタしているときや自信のない処置に入るときなどは、いつも口がカラカラに乾燥していたような気がします。
②ストレスによる免疫力の低下
ストレスを過度に負うと、いろいろな場所に支障をきたします。
免疫力が低下するのもそのうちの1つで、体調を崩しやすくしたり口内のトラブルも起きやすくなります。
私は過去に、免疫力の低下が原因で歯茎が腫れてしまったことがありました(>_<)
治るまでにわりと時間がかかったので、そのあいだとても不快でしたね。
③勤務時間が長い・不規則
これは夜勤をやっている方にとくに言えるんですが、2交代制の夜勤ですと16時間勤務と長いですので、歯磨きをするタイミングがなかったり、また不規則な勤務体制は歯磨きを怠る原因にもなってしまいます。
口内が乾燥している時間が長くもなりますしね。
また、生活が不規則になると食事の時間も不規則になってきますから、胃が弱って口内炎を引き起こすこともあります。
【虫歯や口内トラブルの対策には何があるか?】
①水分摂取・アメを舐めて口内を潤す
仕事中の口内の乾燥を防ぐために、水分を口に含むことを意識し、時々アメを舐めて唾液の分泌を促しましょう。
ガムでもいいんですが、勤務中にガムを噛むのはちょっと厳しいですからね。
アメは、甘い物ですとそれはそれで虫歯の原因になってしまいますから、できればノンシュガーやノドアメなどが良いでしょう。
②ストレスをなるべく溜めない・発散させる
状況によっては、難しいかもしれませんがね。
しかし、今の時代は外に出歩かなくてもデジタル機能でストレス発散もできますから、自分が心地よいと思える手段を見つけて、なるべくストレスを溜めないようにしたいですね。
⇒焚き火で落ち着く理由は何?動画でも効果あり!炎の不思議を体験しよう。
③こまめな歯磨き・歯間ケアも念入りに
歯磨きをするときには、歯間ブラシを使って念入りに行いましょう。
歯ブラシでは落とし切れない汚れもしっかりと落とすことができますし、手が届かない場所にも届くという、爽快感がたまりません!
ちなみに、私の父親は今まで口臭がけっこう酷かったんですが、歯磨きのときに歯間ブラシも併用するようになってから、ウソみたいに口臭が消えました。
ですので、口臭に悩んでいる方にもいいかもしれませんね。
④定期的に歯科検診を受ける
とくに看護師などの医療従事者は、自分の体を過信してなかなか医療機関にかからない傾向がありますが、定期的に歯科検診を受けることで歯の健康を保つことができます。
半年か最低でも1年に1回は診てもらいましょう。
歯石や着色汚れも取ってもらえますから、とってもスッキリしますよ。
【おわりに】
たかが「歯」だと思って、ケアをおろそかにしていると、口内がとんでもないことになり、酷いと自分の歯を失いかねません。
歯が悪いと、体にも影響を及ぼしますからね。
食べ物も美味しく食べられなくなりますし、踏んだり蹴ったりです。
とくに看護師は体が資本ですから、体調管理をしっかりと行っていきたいものですね。
仕事が忙しいのは仕方のないことですが、合間合間でケアを行い、虫歯や口内トラブルを予防してくださいね。