看護師とは

コロナで看護師が辞めるのは悪い事なのか?末端看護師の独り言

こんにちは、お疲れ様です。

今回は、「コロナで看護師が辞めるのは悪い事なのか?末端看護師の独り言」というテーマについてお話させていただきます。

 

現在、世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっており、ここ日本でもいまだかつてない異様な状況となっております。

新型コロナウイルスは「新型」ということで、特効薬も有効なワクチンもなく、またウイルス自体の特徴も手探り状態なため、余計人々に恐怖と不安を与えているんだといえますね。

そんななか、新型コロナウイルスに感染した患者を受け入れる病院で働く医師と看護師が、体力的にも精神的にも限界を迎えています。

私の知り合いの看護師は、現在第一線で頑張ってくれているのですが、「まさに戦場」だと言っていました。

実際に、耐えられずに辞めていく看護師も多いと聞きましたよ。

このようなコロナが猛威を振るっているなか、自分の役割を投げ出して看護師は仕事を辞めてもいいのでしょうか?

とんでもなく悪い事なのでしょうか?

なぜ看護師はコロナで辞めたいと感じるのか?

ある統計によりますと、医療従事者の約2割が新型コロナウイルスの影響で、仕事を辞めていると言われています。

けっこうな割合ですよね。

では、なぜ看護師はコロナで辞めたいと感じるのでしょうか?

そこには、様々な問題点が浮き彫りになっているのです。

①感染予防策が追いついていないため、自分が感染する危険性がある

新型コロナウイルスの感染は、あれよあれよという間にどんどん拡大していき、受け入れ指定病院では十分な予防対策や物品の確保がなされないまま、患者を受け入れることとなりました。

もちろんこれは、病院によっても状況は様々なんですが、地方の病院ほど体制が整っていない場合が多かったと聞いています。

たしかに、寝耳に水状態ですからね。

なかば見切り発車のような状態での受け入れ、かつそれに加えて使い捨てマスクや防護服の不足など・・・。

私の知り合いの看護師は、一時期マスクが本当に不足しており、交換は2日に1回と決められていたそうです。

コロナ患者に接する現場でですよ。考えられません。

今でこそ、医療物質を支援してくださる個人や団体がいてくださったりで、何とかゼロにはならずに持ちこたえているようですが、一時期は本当に酷い状況だったのです。

そのような現場で働くことで、「自分も感染するかもしれない」という不安と恐怖を覚え、退職を選ぶ看護師がいるということです。

感染して苦しんでいる患者さんを、一番近くで見ているのも看護師ですからね。

その不安と恐怖は計り知れないと思います。

②風評被害や差別の問題

ニュースを見ていますと、医療従事者が風評被害に遭ったり差別を受けたりしていると聞き、なんだか虚しくなりました。

医療従事者やその家族は、あたかも感染リスクがあるように見られたり、人の命を助けたり役に立つ仕事をしているにも関わらず、世間からの目は冷たいときがあるのです。

酷い世の中ですね。

ある看護師が保育園に子供を預けに行ったところ、「感染が怖いので預かれません」と拒否されました。

途方に暮れた看護師は、子供の預け先がなくその日は仕事を休まざるを得なかったそうです。

どうしてそのような目に遭わなければならないのでしょう?

たしかに、ほかの子供を守らなければという気持ちも分かります。

しかし、こんなことがまかり通ってしまったら、100%医療崩壊は起きます。

ほかにも、受け入れ病院で働いてる以外の医療従事者も、差別や風評被害に遭っていると聞いていますから、それらが原因で退職しているというのも現状なのです。

③感染から家族を守るため、家族団らんを取り戻すため

コロナ患者を受け入れている病院で働く看護師の中には、家族に感染させないよう病院で寝泊まりをしたり、宿泊施設などで寝泊まりしていると聞きました。

自分の生活や家族を犠牲にしてまで働いてくださっている医療従事者の方々には、本当に頭が下がる思いです。

私は現在デイサービスで働いており、新型コロナウイルスの感染が拡大してからも普通に仕事があったのですが、デイサービスで働くことすら不安感が常にありました。

政府や周りは「3密を避ける」だの「ソーシャルディスタンス」などと簡単に言いますが、医療や福祉の現場では介助を必要としている方がほとんどですので、ほぼ守ることができません。

ときには顔を近づけたり、移乗のときには体を密着させることだって何度もあります。

それを考えたら、コロナ患者を受け入れている病院の医療従事者の不安や恐怖は、とんでもなく大きいといえますね。

また、感染するリスクも当然高いですから、自分の家族に感染させないため、また今までの円満な家族団らんを取り戻すために、退職する道を選ぶのだといえます。

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④あまりにも少ない手当や給料

常に感染リスクと隣り合わせな現場で働いているにも関わらず、危険手当は1日300円または無しという現状、それでいて十分な対策も取られておらず、給料はせいぜい20数万円。

もちろん、相場は病院によっても違うと思いますが、私が透析室で働いていた時は、危険手当が1日500円つきましたよ。

それなのに、この過酷な状況で1日300円って・・・。

医師の給料や手当は知りませんが、看護師に対してはあまりにも酷い仕打ちです。

実際、最前線で働く看護師の中には「私たちは所詮ひとつのコマでしかない」という言葉も出てきています。

割に合わない手当や給料のなか、感染のリスクを背負って仕事。

当然、辞めていく看護師は多いといえます。

追記

新型コロナウイルス感染症対策の一つとして、7~8月ごろをめどに医療従事者には国から慰労金が給付されることが決まりました。

具体的な給付方法や時期などについてはまだ未定ですが、対象となる個人に順次支給される見込みです。

上限は1人あたり20万円とされており、それぞれの医療機関・施設で働く医師や看護師のほか、患者さんや利用者さんに接する業務に就いている人全員が対象となる予定です。

 

コロナで看護師が辞めるのは悪い事なのか?

以上のことを踏まえたうえで、コロナで看護師が辞めるのは悪い事なのか?と考えたとき、あなたならどう思いますか?

ツイッターなどを見ていますと、そのような看護師に対して、

「仕事を甘く見るな」

「それを承知で看護師になったんだろ」

「考え方が甘い」

などと、心ない言葉を発しているのを見かけました。

果たして、本当に考え方が甘いのでしょうか?

私はそうは思いません。

世の中は、勝手に医療従事者を「特攻隊」に仕立て上げていますが、私たちは特攻隊ではありません。

しかも、外出自粛と言っている期間中でも、平気で密な場所に遊びに行っている人もいましたね。

その人がインタビューで発していた言葉が、今でも頭から離れません。

「ああ、大丈夫ですよ。もしなんかあったら病院行くんで

そんな自粛しない人たちを救うために、自分の命や家族を犠牲にしなくてはならないとまでは、どうしても思うことができないのです。

看護師にも人権があり、仕事を選ぶ権利があります。

自分や家族に危険が迫っていても補償がない、周りは無責任な言動をする。だったら、自分の身は自分で守るしかありませんよね。

「退職」という選択が視野に入るのは当然のことだと思います。

日本は、世界と比べると医療水準が高く、かつコロナの感染者や死者数が少ないにも関わらず、医療崩壊する危険性があるといいます。

それはなぜか?

心ない発言や差別によって、医療従事者を辞めていく人たちが増えているからなんですよ。

コロナの感染対策はもちろんですが、医療従事者に対する風評被害や差別、その他の今の現状を変えないと・・・

今後の日本が心配です。

 

 

おわりに

最前線で働いている看護師さんの不安や恐怖は、計り知ることができません。

デイサービスで働いている私ですら怖いと感じるのに、きっと夜も眠れないほどだと思います。

本当にありがとうございます。

日本が医療崩壊を起こさないためには、現場に対する感染対策物資の十分な確保と、仕事に見合った手当や給料の補償。

あとは、医療従事者に対する偏見や無責任な言動をやめ、1人1人が自分の行動に責任を持つことが大事なのではないかと思います。

もちろん、考え方は人それぞれでいいと思います。

自分の意見を押し付けるつもりはありません。

ただ、医療従事者の今の現状を知っていただきたいなとは思いました。

以上、末端看護師の独り言でした。

追記

コロナ患者を受け入れている東京女子医大で、看護師400人が退職の意向を示しました。

理由は、「ボーナス全額カット、給料減額」のためです。

それに関する説明もただの紙切れ1枚で済まされたそうで、看護師たちの我慢は限界に達したようですね。

病院が赤字に転じているのも分かりますが、これはあまりにも酷い仕打ちです。

聞くところによれば、都内のコロナ患者を受け入れている大学病院のうち、ボーナスが支給されないのは東京女子医大だけのようですね。

最近では新しく教育棟が建設され、理事長の部屋を6億円かけて改修したのだとか。

経営方針にも問題がありそうだと、言わざるを得ません。

医療崩壊に拍車をかける事態とならなければいいのですが・・・難しいですね。

 

 

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