こんにちは、お疲れ様です
今回は、「人間関係リセット症候群とは?なりやすい人の特徴や改善策についても」というテーマについてお話しさせていただきます。
あなたは、人間関係に悩んだり疲れてしまって、「自分と関わるすべての人間関係をなくしてしまいたい!」「しがらみから逃れて1人になりたい」などと思うようなことはありませんか?
私は、時々このような感覚に襲われることはありますが、今のところ大きな実行を起こしたことはありません。
誰でも1回は、そんな気持ちになることもあるかもしれませんよね。
しかし、もしもこのような感覚の度合いが大きかったり、実際に今までの人間関係を突然絶つことをしたことがある方は、「人間関係リセット症候群」になっているかもしれません。
そこで今回は、人間関係リセット症候群の特徴や簡単なチェックリスト、原因などについてご紹介したいと思います。
もくじ
人間関係リセット症候群って何?
人間関係リセット症候群とは、「現在の人間関係をすべて切り捨てる」行動を取る症状のことをいいます。
現代はインターネットが普及し、いまや老若男女問わず当然かのようにスマホやパソコン、タブレットを所有しています。
そして、LineやTwitter、Facebook、Instagramなどを利用して、多くの人と簡単に繋がることができる時代になりましたね。
ただ、簡単に繋がることができるようになった反面、それが途絶えないように毎日リアクションをしたり連絡を入れたり・・・。
それが徐々に重荷となっていき、あるとき予告もナシに自分の電話番号を変えたりSNSのアカウントを削除し、一切の人間関係を切り捨てる人が増えているといわれています。
なかには、転職や引越しまでする人もいるようですね。
人間関係リセット症候群は一種の「現代病」ともいわれており、誰もがなる可能性があるのです。
人間関係リセット症候群になりやすい人の特徴は?
人間関係リセット症候群になりやすい人の特徴としては、以下のことが挙げられます。
・ネガティブ思考
・自己肯定感が低い、劣等感が強い
・傷つきやすい
・他人と比べるクセがある
・完璧主義者
・遠慮がち
・負けず嫌い
・プライドが高い
・自己主張が苦手
などです。
負けず嫌いでプライドが高いのに、傷つきやすかったり劣等感が強かったり。
人間関係をすべてリセットすることで、自己を守っているのかもしれませんね。
しかし、たとえ人間関係をすべてリセットしても、また同じことを繰り返してしまう可能性があります。
一度人間関係をすべてリセットしてしまうと、いつしかそれがクセになってしまうのです。
テレビゲームでも思い当たりませんか?
自分が負けそうになると、まだゲームは終わっていないのにリセットボタンを押して最初からやり直すこと。
私は、子供の頃よくしていたような気がします。
根本的な考え方を変えない限り、一度クセになってしまうとまた同じことをしてしまう可能性はおおいにあるのです。
人間関係リセット症候群になるとどんな行動を取る?
人間関係リセット症候群になった人は、主に以下のような行動を取るとされています。
・誰かから連絡があっても無視を決め込む
・SNSで繋がっている人をブロックしたり、自分のアカウントを削除する
・電話番号やメールアドレスを変更して誰にも教えない
・仕事先を変える
・引っ越しをして新住所を誰にも教えない
などです。
あなたや周りの人で、思い当たる人はいませんか?
人間関係リセット症候群の改善策について
人間関係リセット症候群の改善策を行うことによって、繰り返しリセットを行うような重症化を防ぐことができるかもしれません。
参考になさってみてください。
人は人と割り切る、比べない
人は人だと割り切り、人と比べないことでビックリするくらい精神的にラクになります。
他人にどう思われようと、自分は自分というスタンスでいた方が、人間関係においてのストレスもかなり軽減されるはずです。
そうしたことによって疎遠になるような友達は、所詮それまでの縁だったのだと考えれば気もラクになりますよ。
自分の意志ははっきり伝え、少しわがままになっても良いと思うようにする
リセット症候群の人は、自分の意見を抑え、他人に流されてしまう傾向があります。
ですので、自分の意見ははっきりと伝え、少しわがままになっても良いと思うようにしましょう。
自分がイヤだと思うことにははっきりとイヤだと表現したり断ったりすることで、今までの重荷が軽減すると思います。
完璧じゃなくても良しとする
人間関係リセット症候群の人は、完璧主義者が多いことが特徴です。
完璧な人間など、この世に存在するわけがありません。
人間は誰しもがコンプレックスを抱えて生きているのだと考え、自分が完璧でなくても許せる心を持つことで、気持ちが軽くなっていくことでしょう。
何はなくとも、自分は自分の味方でいることが大事です。
他人と程よい距離感を保つ
毎日毎日、SNSのリアクションをしたり返信をなるべく早くするよう心掛けたりしていますと、だんだん疲れてうんざりしていきます。
私もこれは経験があるのですが、1人1人返信するのに疲れ果ててしまい、すべて投げ出したい!と思う時がありましたよ。
どんなときでも早く返信をして、毎回必ずリアクションをするのなんて無理ですし、プレッシャーになってしまいます。
ですので、そこまで深く関わりがない人とは、一定の距離を保って接することも大事だと思われます。
おわりに
私は若い頃、とあることをテーマにしたブログをしていたのですが、ありがたいことに読者さんがどんどん増えていき、コメントもいただくようになっていきました。
はじめは嬉しくて毎日必ず返信していたのですが、そのうちプレッシャーで追い込まれていき、あるときアカウントを削除しました。
しばらく休止するとか、返信をしないことにするなど、ほかにも方法はあったのでしょうが、あの時の私は削除するという方法しか思いつきませんでした。
今思うと、軽い人間関係リセット症候群になっていたのかもしれませんね。
もう少し気楽な気持ちで向き合えば良かったのになと、今はそう思います。
もしもあなたにそのような節があるのならば、もっと気持ちをラクにして、良い意味で「適当に」人間関係を築いてくださいね。
あれから10年以上経った今は、看護師の職場での人間関係やママ友など色々な人間関係が相変わらずありますが、つかず離れずの程よい距離感を保つことで、よい関係が築けているような気がします。
では、今回はこの辺で。
応援していただけたら嬉しいですm(__)m
人気ブログランキング