こんにちは、お疲れ様です。
今回は、「デイサロンとは?デイサービスとの違いや特徴についても!」というテーマについてお話させていただきます。
日本では高齢化が加速しており、「超高齢化社会」が訪れる日も、そんなに遠い未来ではない時代となりました。
それに伴って、全国的にデイサービスやデイサロンが増えているのが現状だといえます。
また、障がいをお持ちの方の社会的支援のためにも、デイサロンやデイサービスは重要な意味を成しているといえるでしょう。
そんなデイサロンやデイサービスですが、この2つの違いや特徴とは一体なんなのでしょうか?
そこで今回は、デイサロンとデイサービスの違いや特徴などについてご紹介したいと思います。
もくじ
デイサロンとは?
「サロン」は、一般的には『談話室』や『応接室』などの意味があります。
したがってデイサロンとは、高齢者や障がい者の方たちが、お互い気軽に交流できる社交の機会を提供している場所だといえます。
デイサロンとデイサービスの違いは?
デイサロンは、交流する社交の場を提供するところですから、楽しんでいただけるような娯楽やレクレーション、または食事や入浴といったサービスを提供するのが主となっています。
対してデイサービスは、日常生活上の介護や娯楽のサービスに加えて、リハビリなどの機能訓練等を受けることもできる場となっています。
とはいえ、デイサロンによってはリハビリ機械によるリハビリや、機能訓練士によるストレッチやマッサージなどを行っているところもあるようです。
デイサロン、デイサービスのどちらに対しても言えることは、認知症の予防や悪化防止、寝たきりの予防やご家族の負担軽減のために、なくてはならない場だということです。
怪我をするからと家に引き込もってばかりいますと、人と話す機会もなくなり時間の感覚も薄れていきます。
デイサロンやデイサービスに行くことを日課にすることで、生活のリズムができ、人と会話したり娯楽を楽しむことで気分が明るくなり、それによって認知症の改善も期待できるのです。
デイサロンの特徴は?
私が知っているデイサロンの多くは、
・古民家を改装してデイサロンにしているため、家にいるような家庭的な空間の中で活動が楽しめる。
・庭に家庭菜園や花壇があり、花の手入れや野菜の収穫などを楽しむことができる。
・おおまかなスケジュールはあるものの、娯楽の時間などは自分の好きなことをして楽しめる。(散歩、囲碁、将棋、手芸、塗り絵、歌、脳トレゲーム、おやつ作りなどなど)。
このような特徴が多いような気がします。
近くのデイサロンも古民家を改装して造られたもので、小さな菜園もありましたよ。
また、デイサービスを利用される方より、比較的介護度が軽い方が多い気もしますね。
デイサービスですと、「施設」といった建物がほとんどです。
そして毎日のスケジュールも、おおよそビシッと決められているような印象があります。
障がい者のデイサービスですと、とくにその傾向にあるような気がします。
ちなみに、私の身内はデイサロンに通っていましたが(現在は入院中)、将棋がとても好きな人なのでデイサロンに行った日は、たくさん対局ができるので満足気にニコニコしながら帰ってきてましたよ。
家に引きこもってばかりですと、大好きな将棋も一緒にやる相手がいませんし、退屈で体調も余計に悪くなってしまいそうです。
人と交流したり活動ができる場というのは、非常に大事なのだと改めて感じましたね。
私は現在デイサービスに勤めているのですが、ご家族の方から「デイを利用した日は、夜よく眠ってくれる」といって喜んでいただけました。
このことから、ご家族にとってもデイサロンやデイサービスは、なくてはならない場だといえるでしょう。
おわりに
デイサロンとデイサービス、どちらの特色のほうが良いのかを事前に調べたり見学に行くなどして、より合った方を選択してくださいね。
看護師として働く場合も、デイサロンやデイサービスによってはサービス内容が異なっていると思いますので、事前によく情報収集をしてみてくださいね。
できることなら、1回は見学に行くことをおすすめします。
「百聞は一見に如かず」は本当だと思います。
では、今回はこの辺で。
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