こんにちは、お疲れ様です。
今回は、「眉間にしわを寄せる人の心理は?接し方や注意すべき点について」というテーマについてお話させていただきます。
顔は人に一番見られる場所ですから、第一印象にもかなり影響するかと思います。
看護師という仕事をしておりますと、様々な患者さんと接することになるのですが、なかには仏頂面で眉間にしわを寄せている患者さんに出会うことがあります。
また、一緒に働いているスタッフのなかにも、常に眉間にしわを寄せすぎて、しわが深く刻まれているような人もいます。
そのような「眉間にしわを寄せる人」というのは、どのような心理状態なのでしょうか?
このことが分かれば、患者さんに対しても職場のスタッフに対しても、今後の接し方の参考にできそうですよね。
そこで今回は、眉間にしわを寄せる人の心理や接し方などについてご紹介したいと思います。
もくじ
眉間にしわを寄せる人の心理は?
ますはじめに、眉間にしわを寄せる人の心理についてですが、それは主に以下のことになります。
①警戒心や不信感を持っている
相手に警戒心を持っているときには、眉間にしわを寄せることが多くなります。
不信感や警戒心が強くなり、相手が何を考えているのかを知ろうとすると、無意識に眉間にしわを寄せる動作が伴います。
患者さんの中には、このような心理を抱えている方が多くいるかと思います。
②怒りの感情を抑えている
怒りの感情を内に秘め抑えているときにも、眉間にしわを寄せることがあります。
なりふり構わず怒りを表したいと思っているのですが、場所や状況を考えて何とか怒りを抑えているような状態です。
かなり我慢している状態だといえますから、それが眉間にしわを寄せる動作として表れているのです。
③不安や悩みを抱えている
不安や悩みを抱えているときにも、眉間にしわを寄せることがあります。
思い詰めるとでもいいましょうか、不安や悩みを抱えているとどうしても気持ちが沈み、落ち込むものです。
その暗い気持ちが、眉間にしわを寄せ、表情として表れます。
④考え事に集中している、または集中したい
自分の考えに集中しているときや、または集中したいときにも、眉間にしわを寄せることがあります。
なにか良いアイデアを出さなければならないときや、1つの物事に対して集中して考えたいときなどには、脳に神経がいっている状態ですから、そのような「集中」という心理が眉間にしわを寄せるという動作になって表れているのです。
⑤相手を好意的に思っていない
相手を好意的に思っていないときにも、眉間にしわを寄せることがあります。
相手に不快感を感じていたり、これ以上関わりたくないなと感じているときには、その感情が嫌な表情として顔に出るものです。
無意識に眉間にしわを寄せているときもあれば、あえて嫌な表情をして「あなたのことを良く思っていません」というのを、相手に伝えようとしているときもあります。
相手に自分の気持ちを察して欲しいという気持ちの表れですね。
⑥ストレスが溜まってイライラしている
ストレスが溜まってイライラしているときにも、眉間にしわを寄せる人がいます。
イライラした攻撃的で負の感情が、眉間にしわを寄せる動作として表れているのです。
または、「今私はこんなにもストレスが溜まってイライラしている!!」ということをアピールするために、周りに分かるようわざと眉間にしわを寄せることもあります。
私がかつて一緒に働いていた看護師のなかに、まさにそのような人がいました。
分かりやすいので、ある意味助かるのですが^^;
その方の眉間のしわがバッチリ分かる日は、みんな何気なくその人を避けて仕事をしていましたね。
誰もとばっちり食らいたくないですもんね。
⑦今の現状から抜け出したいと思っている
今の現状から抜け出したいと思っているときにも、眉間にしわを寄せることがあります。
人は必死になると、我を忘れて頑張ったり考え込んだりしますから、そのようなときには眉間にしわを寄せることが多くなります。
それと同時に、心に余裕がなく焦っている気持ちもあると言えるでしょう。
接し方や注意すべき点について
眉間にしわを寄せている人の心理には、さまざまなものがあるといえますね。
その多くは「マイナスな感情」ですので、その気持ちが落ち着くまではそっとしておくか、聞き相手になると良いでしょう。
間違っても、相手の心理を無視して土足でズカズカと上がりこむような態度で接したり、眉間にしわを寄せることに対して茶化したりすることはやめましょう。
お互いの信頼関係が崩れ去りますし、もっと状況が悪化する恐れも出てくるからです。
患者さんの場合でしたら、関係ない話題でやんわり話してみるとかして、相手の反応を見ながら徐々に歩み寄れるといいですね。
おわりに
療養型病棟で働いていたころは、寝たきりの患者さんが多かったのですが、なかには会話ができたり車椅子に乗れるような方も入院されていました。
高齢な方がほとんどだったこともあってか、気難しい方や不愛想な方もわりといらっしゃいましたよ^^;
看護師の中には、事もあろうか本気で患者さんとケンカをして、酷いことを言われたのか悔しくて半泣きになっている看護師もいました。
私が心がけていたことは、何はともあれ「笑顔」と「相手を敬う」ことです。
あとは、はじめからはガツガツ行かない。
それだけを心がけるだけでも、患者さんの態度は明らかに変わっていきましたよ。
いろいろな方がいるので、一筋縄ではいかないですがね。
眉間にしわが寄っている人がいたら、心理状態を理解して徐々に接してみてくださいね。
では、今回はこのへんで。
応援よろしくお願いいたします。
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