こんにちは、お疲れ様です。
今回は、「看護師は体調管理ができない?なりやすい意外な病気と対策をご紹介!」についてお話しさせていただきます。
看護師の皆さま、毎日のハードなお仕事ご苦労様です。
少しは体を休めていますか?
看護師の仕事は、命を預かる仕事内容だったり、過労を極める仕事量だったりするため、心身にかかる負担はハンパではありません。
本来は看護する立場なのに、知らず知らずのうちに自分が看護される立場になっていた・・・なんてことも、無きにしもあらずですね。
そうなってくると、看護師は体調管理ができない、または難しい職業だといえます。
しかし、健康な体あっての仕事ですから、日ごろから体調管理をしっかりとしておきたいものですよね。
そこで今回は、看護師がなりやすい意外な病気と、その対策についてお伝えしたいと思います。
もくじ
【看護師がなりやすい病気・その1】
<膀胱炎>
看護師の仕事は患者さんの命を預かっているため、医療処置を最優先かつ迅速に行う必要があります。
そのため、たとえ自分がトイレに行きたくなっても、現場がバタバタと緊急を要する状態だったら、自分のトイレよりも処置の方を優先しなくてはなりません。
それにより発症する危険があるのが「膀胱炎」です。
膀胱炎は、ストレスや過労などで免疫力が低下している場合でも起きやすいので、たとえトイレを我慢していなくても、仕事による過度のストレスや過労などで引き起こされることもあるんです。
膀胱炎の厄介なところは、一度発症すると習慣化してしまうことです。
私が以前勤めていた職場には、膀胱炎になったことがあるスタッフが何人もいましたが、そのほとんどの看護師が2度3度と膀胱炎を経験していました。
チクチクとした独特の痛みがあるから、なり始めるとすぐに分かるんだそうです。
膀胱炎にならないための対策としては
①トイレをなるべく我慢しない
これに関しては、仕事の状況にもよるので何とも言えませんが、行けるときには必ず行って、膀胱の機能を正常に保って清潔を心がけることが大事だといえます。
②なるべくストレスを溜めない、発散する
過度のストレスや疲れから免疫力が低下し、膀胱炎になるケースがありますので、ストレスを発散できる趣味を持ってみたり、誰かに愚痴を聞いてもらうなどして、うまくストレス発散をしてみてください。
③体を冷やさない
とくに下半身が冷えていると膀胱炎になりやすいので、ホッカイロや腹巻きなどを使用して、体が冷えないようにすることも大切です。
また、もしも膀胱炎の症状を感じたら、ひどくなる前に受診して薬をもらうことをお勧めします。
【看護師がなりやすい病気・その2】
<うつ病、精神疾患>
これはもう、考えれば分かることですが、仕事内容の重圧や看護師独特の人間関係の悪さ、過度の仕事量に対する極度の疲労・・・
などが原因で、うつ病やほかの精神疾患を引き起こす場合があります。
私の同僚でも、上司にいびられたことで精神を病んで退職した人や、透析勤務のときにミスをして、床に大量出血をさせてしまい仕事に来れなくなってしまった人など。
今までいろんな人を見てきました。
看護師の仕事は本当に特殊で、本来なら「人間なんだから、仕事を間違えたり忘れてしまっても仕方ない」と言いたいところなんですが、患者さんの命を預かっている以上、看護師は仕事はミスが絶対に許されません。
たった一度のミスが、下手をしたら患者さんの命を奪うことにもなりかねないからです。
そんな大きすぎるプレッシャーや、劣悪した人間関係などで、精神を病む看護師さんが多いと言われています。
看護師がうつ病、精神疾患にならないための対策としては
①気分転換やストレス発散できる方法・場所を見つける
あなたにとって最適な方法や場所なので、どんな形でもかまいません。
とにかく、1人でため込んで爆発してしまうことが良くないので、発散できる方法や場所を見つけて、うまく精神状態をコントロールしましょう。
ちなみに私は
「寝る、映画を観に行く、好きな物を食べる、ロック音楽をガンガンに聴く」
などで発散をしています。
②思い切って職場を変える
ストレス発散をする方法を試してみても、一向に気分がすぐれない。または、むしろ悪化している気がするなら、一刻も早く職場を変えることをおすすめします。
仕事を完全に辞めて、しばらく家でのんびりするのが一番いいのかもしれませんが、大部分の方がそれは不可能かと思われます(収入がなくなってしまうので)。
それならば、今の職場から解放されて、心機一転新しい場所で働いてみるのが得策かもしれませんね。
自分の心身を壊してまで、今の職場に貢献する必要はないと思いますよ。
完全に心が壊れてしまう前に、自分を解放してあげてくださいね。
【看護師がなりやすい病気・その3】
<下肢静脈瘤>
看護師の仕事は、分野にもよりますが仕事中にほとんど座れないことが多く、たいてい歩いているか立ちっぱなしかの状態です。
それが原因で、年齢に関係なく下肢静脈瘤を引き起こしてしまうケースがあるんです。
私は30代の頃、ハードな仕事が原因で下肢静脈瘤が何本も発生してしまいました(>_<)
ある日、自分の膝の裏を見て愕然!
とても気持ちの悪い脚になってしまっていました。。
あまりに酷くなると、治療や手術が必要になる場合もあるようなので、くれぐれも酷使はなさらないようご注意ください。
下肢静脈瘤にならないための対策としては、下記に載せていますのでよろしかったらご覧ください。
⇒看護師の職業病!?厄介な下肢静脈瘤の予防&改善方法があった!
【おわりに】
看護師の仕事を現役でずっと続けていらっしゃる方は、本当に精神がタフで体も丈夫なんだと、つくづく思います。
そうはいっても、やっぱり人間は人間です。
いくら大丈夫だと思っていても、ムリが祟るといろいろな部分に支障をきたしますからね。
考えてみたら、ストレスが様々な病気を発症させているといっても過言ではない気がします。
常日頃から、ストレスを溜めないように生活したいものですね。
自分の体の変化を敏感に察知して、ひどくなる前に対処できるよう、お互い頑張っていきましょう。