こんにちは、お疲れ様です。
今回は、看護師の腱鞘炎は治りにくい体験談!自然治癒までの期間は?についてお話したいと思います。
あなたは看護師になってから、酷い負傷を負って苦しんだことがありますか?
私はこの20年ほどのあいだに、いくつもの負傷を負いました^^;
その中でも痛みが酷く、とくに厄介だったものの1つに「腱鞘炎」があります。
親指の付け根から手首にかけて痛みを伴うあの腱鞘炎に、私は1か月に2回もなったんです(゚д゚)!
たかが腱鞘炎と思われる方もいるでしょうが、あの辛さは、なった人にしか分からないかもしれません(泣)。
本当に痛くて辛かったです。
そこで今回は、私が腱鞘炎を負った時の体験談と原因、また予防方法についてお伝えしたいと思います。
もくじ
【看護師の腱鞘炎は治りにくい!1か月に2度も腱鞘炎に!】
私はその頃、療養型の病棟で働いておりまして、入院患者さんのほとんどが寝たきりといった病棟でした。
そのため、清拭やオムツ交換、寝衣交換などはほぼ全介助で行うため、かなりの重労働でした。
腕も足も毎日パンパンで、「体が悲鳴あげてるな~」と感じておったわけなんですが、じつはそのときはまだ、手指にかなりの負担がかかっていることに気づいておらず・・・
腕や足、体のストレッチは毎日行いケアしていたんですが、手や指のケアってあまりしないですよね!?
というか、思いつきもしなくて、まったくやっていませんでした。
そしてある朝、ついにあの痛みが襲ってきたんです。
いきなりの激痛というわけではなく、最初は「あれ?右手がなんか痛いかも?」くらいでした。
でもそんなのは日常茶飯事なんで気にも留めずに出勤。
しかし、時間が経つにつれて「鈍い痛み」から「激痛」へと変化をとげ、文字を書くことすら困難に状況になっていきました。
やっとの思いで仕事を終えて帰ろうにも、車のキーが回せない(汗)。
両手でキーを回して何とか帰宅するも、この状態で夕飯作りかよ、おい・・orz
左手で野菜をぶった切り、シチューが完成(ノД`)・゜・。
なんていうか、人間って何でも当たり前に感じてるじゃないですか。
私は今まで、自分の指のことなんて「動いて当たり前」だと思っていたんで、たいしてケアもせずいたわりもせずに過ごしてきたんですが、
親指のありがたみを嫌というほど痛感しました。
物が握れない、つかめない、回せない・・
普段の何気ない行動1つ1つに、たくさん親指は関わっていたんですね(>_<)
人間、失ってみないと分からないことってあるもんです。
そんな状況でも仕事と家事は休むことができず、テーピングを巻いて必死にこなしました。
こういうとき、熱を出したり胃腸風邪なら休めるじゃないですか。
でも、花粉症でだるかったり咳が出て辛くても、熱がないと休養できない。
ましてや腱鞘炎で休養だなんて、世間から見たらただの「サボり」ですもんね。
でもほんとに辛かったんだよ~~!!(>_<)
治るのに1週間くらいかかったかな!?それ以上??
安静にしてればもっと早く治ったかもしれないけども。
やっと痛みが取れて、幸せに浸っていたのもつかの間、私にまさかの悪夢再来。
2度目の腱鞘炎!!
こんなに短いスパンでの腱鞘炎は初だったんで、なにかの病気かと思いましたよ(汗)。
2度の腱鞘炎から得たものといえば、テーピングの巻き方が上手くなったことくらいでしょうか^^;
本当にあの時期は最悪でしたね。
【酷い腱鞘炎を予防するには】
これはもう、あまり手を使わないのが一番なんでしょうけど、それは看護師である以上、現実問題ムリですからね。
私はそれからというもの、そこまで酷い腱鞘炎はないにしろ、鈍い痛みを感じることはちょこちょこあるんです。
なので、酷くならないために以下のことをして予防していますよ。
時々利き手じゃない手を使う。
腱鞘炎になって思い知らされたのは、「利き手ばっかり使っていること」です。
そりゃあ、腱鞘炎にもなりますわ!ってことで、気づいたときに利き手じゃない方の手でも作業するようにしています。
脳のトレーニングにもいいかも!?^^
違和感を感じたら冷却する
鈍い痛みを感じたら炎症が始まっているかもしれないので、湿布などで冷やして炎症を鎮めるようにしています。
酷くなる前に対処するのがミソだと思います。
もうあの痛みは、二度と味わいたくありません!
【おわりに】
腱鞘炎はスポーツの世界や、パソコンをよく使う仕事に多いかと思っていましたが、看護師の仕事にも潜んでおりました。
「力」というのは、体だけではなく指や手も使っている!このことを改めて知りました。←知るのが遅すぎるとも言う・・
私は現在、看護師の仕事のほかにもパソコン作業もしておりますから、やはり時々右手の親指がおかしくなる時があります。
そんなときは、すぐに冷やしたり親指をなるべく使わないようにしてタイピングしています。
たかが腱鞘炎と侮らずに、私のように酷くなってしまう前に予防してくださいね。