こんにちは!
今回のテーマは、「看護師妊婦はステルベン処置に鏡があったら入れるのか?」です。
看護師が妊娠すると、心身ともに大変な仕事ゆえにやれることが限られ、周りのスタッフに迷惑をかけてしまったり、気を遣わせてしまうことが少なくありません。
私が妊娠したときは初期の頃からお腹が張りやすく、出産直前まで張り止めの薬を飲んで過ごしていました。
仕事中はやはり、緊張もあるせいか余計お腹が張りやすかった気がします。
よく看護師妊婦は、ステルベン処置に入らない方がいいだとか、お腹に鏡を入れればOKというのを耳にしますが、実際のところどうなんでしょうか?
そこで今回は、妊娠中に数えきれないくらいステルベン処置をした私が、実際の体験談を交えながらお話したいと思います。
もくじ
【妊娠中にお腹に鏡を入れるときの向きは?】
ステルベン処置に限らず、お葬式や通夜に出席するときには、妊婦はお腹に鏡を入れておくと良いというのを、一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
これは古くからの言い伝えで諸説あり、どこまで信ぴょう性があるのかは分かりませんが、お腹に鏡を入れておくことで
・邪気を跳ねのける
・赤ちゃんが連れていかれないようにする
などという役目を果たしてくれると言われています。
大きさは手のひらサイズの小さなもので十分です。
そして、鏡の向きは体に対して外側にして入れます。
ただの迷信という可能性が高い気もしますが、お腹の子に万が一何かあったときに「鏡を入れておけば良かった」と悔やむのも嫌でしたし、「ステルベン処置に入ったばっかりに」とも思いたくなかったので、私は妊娠中ずっと鏡を入れて仕事をしていました。
ちなみに妊娠6ヶ月までは、夜勤もしていましたよ。
⇒夜勤看護師は仮眠できる?何をしてるのか急性期と慢性期病棟の違い
【看護師妊婦は鏡を入れたらステルベン処置をしてもいいのか】
結論から言いますと、看護師妊婦でもステルベン処置はやっていいと思います。
私が1人目を妊娠していたころは、療養型の病棟にいましたので高齢の患者さんが多く、その分亡くなる方も多かったです。
ですので、妊娠中も急変に遭遇することは珍しくなく、そのままステルベン処置も行うというパターンを何度となく経験しました。
もちろん、鏡は入れてましたよ。
その時は、「嫌だ」とか「怖い」という感情はなく、あくまで仕事として真剣にやっていましたし、「今までお疲れさまでした」という気持ちで行っていました。
仕事をしている以上、妊婦だからと言って避けられない状況のときもあるかと思います。
そのような時は、プロ意識を持って行うべきですし、もしそれが無理だというくらいステルベン処置に抵抗があるのなら、急変の可能性が少ない病棟や外来に異動の願いを出すなどした方が良いと思いますよ。
ちなみに、私は妊娠中に数えきれないくらいステルベン処置に入りましたが、子供は無事に産まれて育っています。
もう高校生ですが^^
妊娠中も問題なく経過し、無事に産まれてくるかどうか・・・
こればっかりは、ステルベン処置に入ったとか入らないとか関係なく、本当に誰にも分からないことですからね。
どうしても抵抗があったり、体がしんどい場合は
ステルベン処置を行うことにどうしても抵抗があったり、または体がしんどい場合には、無理はなさらず思い切って退職か転職することをおすすめします。
嫌だと思っていることを我慢して無理に行うことは、精神的にも良くないのでお腹の赤ちゃんにもその気持ちが伝わってしまいます。
また、体がしんどいのに仕事を続けていますと、妊娠中毒症の原因になってしまったり赤ちゃんにも影響を及ぼしかねませんので、そういった場合には決して無理はなさらないでくださいね。
思い切って退職をして、赤ちゃんが無事産まれてから就職先を探すという手もありますし、またはステルベン処置がない職場に転職すれば、日々のストレスからも解放されると思いますよ。
【おわりに】
療養型の病棟には認知症の方もいましたので、おばあさんに突然真顔で「赤ちゃん、死んじゃった?」と聞かれたりして(私が妊娠していることは知らない)、めちゃくちゃ焦った記憶もあります^^;
話がそれてしまいましたが、看護師という立場で仕事をしている以上は、ステルベン処置をしなくてはならない場面ではプロ意識を持って行うべきだと思います。
しかし、それがどうしても抵抗あるようなら、外来などに異動されたり思い切って退職や転職をされた方が、ご自分のためにも周りのためにもいいかと思いますよ。
もちろん、体調がすぐれないときには無理はしないでくださいね。
とくに妊娠初期は一番要注意ですから。
ご自分の体や気持ちと相談しながら、お仕事頑張ってくださいね。
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