こんにちは、お疲れ様です。
今回は、「看護師人間関係はきつい?良し悪しを決める決定的な行動は○○!」についてお話させていただきます。
看護師の仕事は命を預かっているせいもあり、精神的に余裕がなくなってくる場合が多く、そのせいか職場の人間関係がわりとギスギスしていたりドロドロしていることが多いですよね。
私は転職を経ていくつかの職場を経験しましたが、人間関係が悪い職場は本当に「気が淀んでいる」のが分かりましたよ。
やはりできることなら、人間関係が良好な職場で働きたいものですよね。
そこで今回は、看護師の人間関係の良し悪しが決まる決定的な行動について、実際の話も交えながらお教えしますね。
もくじ
なぜ看護師の人間関係はきついのか?
ほかの業種と比べてみましても、看護師の人間関係は最恐にきついことで有名です。
なぜ、こんなにも看護師の人間関係は悪くなってしまうのでしょうか?
看護師は性格がきつい、強い人が多くいる
看護師になる人は、性格がきつくて強い人が多いです。
なぜなら、患者さんの命を預かり、かつハードな仕事をこなすためには、「愛と奉仕のもと」などとぬるいことは言ってられない環境なんです。
そうしますと、ナヨナヨとした性格では仕事をこなせなかったり、精神的に参ってしまう場合があります。
そういう私も、今でこそ丸くなりましたが、昔は血気盛んでしたよ^^;
性格がきつかったり強かったりしますと、どうしてもあちらこちらで衝突が生じます。
ちなみに私は、要領よくすり抜けておりましたので、衝突に巻き込まれることはなかったのですが、衝突の数や頻度が多いほど、その分人間関係も悪化していくと思われます。
看護師は仕事内容によりストレスが溜まる
看護師の仕事は、患者さんの命に直結している仕事内容だったり、排せつ物や吐物などの処理、ときには患者さんの死に直面することもあり、非常に特殊な仕事であるといえます。
したがってストレスを抱えやすく、どうしてもイライラしてしまったりギスギスしてしまったりなど、精神的に余裕がなくなってしまう看護師がたくさんいると思われます。
そうなってきますと、周りのスタッフに対してきつく当たる人や、冷たい態度を取る人が出てきてしまうんですね。
勤務時間がバラバラで悪口が言いやすい
日勤のほかにも夜勤や早出・遅出などがある職場ですと、看護師同士が顔を合わせる機会が少なくなりますので、その分いない人の悪口を言いやすくなるんだと思われます。
私はかつて「サ高住」で働いていたとき、お昼の休憩時間はその日いないスタッフの悪口大会でした。
本当に居心地が悪く、ご飯も喉が通りにくかったのを覚えています。
我慢ができずに、数か月で退職しちゃいましたよ^^;
【上司から総スカンをくらった元同僚のお話】
私が病棟勤務だった時の話です。
当時私は、寝たきりの患者さんが多い療養型の病棟に勤めておりまして、主に経管栄養や点滴、褥瘡を患っている患者さんが多い病棟におりました。
そんな病棟に、1人の看護師が入職してきました。
仮にNさんとしましょう。
年齢は当時40半ばくらいで、今までいくつもの科を転々としてきたとおっしゃっていました。
年齢からいってキャリアもさることながら、いろんな科の知識も大変豊富で、私たち同僚としては「頼れる人が入ってきたな」という印象でした。
ただ、Nさんには決定的な欠点があったんです。
それは、「聞かれてもいないのに教えてくること」だったのです。
例えば、私たちが褥瘡のことで話し合っている時にどこからともなくやって来て、聞いてもいないのに
「この褥瘡はⅡ度だから、こういうやり方がいいよ。褥瘡の薬剤って、この病院には何があるの?」
「へえ~、ほんとは××っていう薬剤がいいんだけどね~」
とか、そんなかんじです^^;
しかし、実際とても助かりましたし、私個人としてはむしろ好きな方でしたけどね。
ところがNさんは、そんな調子で主任や師長にも知識をひけらかしちゃったもんですから、徐々に上司はNさんを煙たがるようになっていったんです。
女の世界って怖いもんです。
もちろん、最近は男性の看護師も増えてはいますがね。でもやはり、女性の方が圧倒的に多いじゃないですか。
露骨に態度に表すんですよ、嫌いですってね。
Nさんが挨拶しても無視、話しかけても1言で済ませる。目を合わせない。
など。
子供か!!て感じですけど、実際に目の前で起こっていましたからね。
とうとう居心地が悪くなったNさんは、半年足らずで病棟を辞めていきました。
その際にも、なんと送別会は無しでしたΣ(゚Д゚)
短い就職期間だった場合は送別会を行わないこともあるんですが、でも半年間だけの勤務でも送別会をやった人はいたはずです。
しかも、勤務最後の日には「お疲れ様でした!」という意味で、どんなに短い勤務の人にも通常なら花束などを渡すんですが、Nさんにはその花束すらもありませんでした( ;∀;)
上司の命令!?嫌われると本当に恐ろしいです。
あまりにも気の毒だったんで、後日数人で有志の送別会をしましたがね。
【看護師の人間関係の良し悪しが決まる決定的な行動とは!?】
看護師の人間関係の良し悪しが決まる決定的な行動とは、一体何なのでしょうか?
これは、どんな業種にも言えることですが、「郷に入っては郷に従え」だと思います。
もしも、その職場での勤務年数が長くなってきたのならば、自分の意見を言ったりNさんのような行動をしても許されるかもしれません。むしろ重宝がられるでしょう。
Nさんの起こした最大のミスというのは、まさにその点なんです。
「入ってきたばかりなのに、知識や技術をひけらかした。しかも、頼んでもいないのに」
こういうことなんだと思います。
頼まれてからだったら、全然いいと思うんですよ。
逆にスゴイ!ってなっていたかもしれません。
しかし、知識や技術をひけらかす相手もまずかったですね。
私たちのような同僚にだけならまだ良かったものの、こともあろうか上司にまでしてしまったのですから。。
相手が上司ともなると、上司は「自慢してきてる」「私をバカにしている」などととらえちゃうんだと思います。
上司にだってプライドがありますからね。
Nさんから学ばせていただいたことは、以下の点になります。
・自分の知識や技術は、聞かれた時や必要のある時のみ披露する。
・上司には極力意見しない。
・郷に入っては郷に従え。
以上のことを身近で学ばせていただきました。
⇒自分の運気を上げる行動やアイテムは?人間関係の悩みに効く風水!
【おわりに】
Nさんから「辞める」と聞いたとき、ふと思いました。
そうか、だからこの人は職を転々とするのかなと。
看護師の世界は、プライドとプライドのぶつかり合いかもしれませんね。
しかし、「自分が自分が」と前に出て出しゃばりすぎると、あとあととんでもない目に遭います。
かといって、まったく何もしないのはそれはそれで問題ですので、さじ加減が本当に難しいのですが、「とくに初めのうちはでしゃばらない!」これが大事ってことですかね。
私は日ごろ、仕事ではなるべく出しゃばらないようにし、意見を求められた時や知識を聞かれた時は、謙遜しながらもしっかりと述べるように心がけております。
今Nさんは何科にいるんでしょうか。
充実して働いていることを祈ってます。
以上、「看護師人間関係はきつい?良し悪しを決める決定的な行動は○○!」でした。