こんにちは、お疲れ様です。
今回は、「看護学生時代つらいときの思い出とは?選りすぐり4つをご紹介」というテーマについてお話させていただきます。
看護師の資格を取るには、看護学校に通って国家試験に合格しなければなりません。
私は看護専門学校の出身で全寮制だったんですが、学生時代のつらい思い出というのは、数知れずあります。
思い出って、いい思い出より辛かった思い出の方が色濃く残るんですよね。
いまだに鮮明に覚えてますもん^^;
そこで今回は、私の看護学校時代の辛かった思い出をお話したいと思います。
もくじ
【看護学生時代 つらいときの思い出その①】
この世のものとは思えぬほど恐ろしすぎる指導者
病棟実習に行きますと、各病棟ごとに「指導者」という看護師さんがいて、色々なことを指導してくださいます。
実習前から噂には聞いておったんですが、とある2人の指導者さんが恐ろしいほど怖い(゚Д゚;)
私たち学生は、朝の申し送りの時点から病棟入りし、一緒に申し送りを聞かせていただくんですが、ちょっと猫背な姿勢で聞いていただけで「態度が悪い!なんちゅう姿勢してんの!?」と吐き捨てるように言われる(泣)。
分からないことを聞こうにも、目力が強すぎて聞けない。
そもそも、分からないことが分からなくて黙っていると、「やる気あんの!?」と凄まれる。
今思えば、「分からないことが分かりません!」ってハッキリ言えば良かったのかもしれませんね。
でもあの頃は、何も分からない十代の学生・・・
恐れおののいて、完全に腰が引けてしまっていました。
附属の病院で、同じ看護学校出身の方が多かったんですよね。
その指導者さんももちろん出身者なわけで。だから余計厳しかったんだと思います。
【看護学生時代 つらいときの思い出その②】
患者さんと会話が続かない地獄の時間
学生は基本、その実習で1人の患者さんを受け持ち、自分の現在持っているスキルを駆使してケアにあたります。
看護技術もまだ未熟なので、そんなに満足いくお世話ができないというのも歯がゆかったんですが、それより何より会話が続かない!!(汗)。
「今日はいい天気ですね~」
「・・・あ、夜は眠れましたか?」
「・・・。・・・(焦)」
みたいな^^;
看護師の仕事は、ただ黙々と仕事をこなしていればいいわけではなく、患者さんとコミュニケーションを図り、信頼関係を築いたり心のケアをもしていく。
改めて、コミュニケーション能力の大切さを感じましたね。
あれから20数年経った今では、何も考えなくてもポロポロ言葉が出てきますが、学生だった頃は本当に頭が真っ白になってしまって、思うように言葉が出てこなかったですね。
⇒看護師のコミュニケーション能力を高めるには?高齢患者と打ち解ける
【看護学生時代 つらいときの思い出その③】
看護学生寮の門限が早すぎる
私の場合は寮に入っていたので、当然「門限」が存在していたわけでして。
当時の寮の門限は、21時でした。
一見余裕じゃんと感じるかもしれませんが、20才の頃は飲みに行ったりもしたいわけですよ。
都会だったんで近場に店はたくさんありましたが、それにしたって21時は早い!
と、よく友達を愚痴を言い合ってました。
あとは、コンサートなんかもアウトですね。
絶対に帰ってこれないので諦めるしかありません。
その当時好きなアーティストがいたんですが、泣く泣くコンサートは諦めてました。
看護学生だって、たまには遊びたいですからね。
若い私にとっては、酷でしたよ(>_<)
【看護学生時代 つらいときの思い出その④】
酷い中耳炎になり親のありがたみを知る
これは何が原因だったのか分からないんですが、風呂上りに耳から水が出てる?
と感じて、綿棒で掃除して寝たんですが、次の日起きてみたら枕に敷いていたタオルがグッショリ濡れるほどの汁が(゚Д゚;)
明らかに異常事態。
起き上がってみると、頭の右半分が痛くて、水に浸かっているようなかんじ。
すぐさま学校の先生(看護師)に報告し、付属の病院に受診しました。
結果は案の定「急性中耳炎」。
浸出液が酷いので検査に出すと言われ、綿棒でぬぐった後イソジンで洗浄+浸出液とイソジンを吸引。←これがめちゃくちゃ痛かった(泣)。
最後に綿球をポンっと耳に入れて終了。
授業には遅刻して行きました。
寮生活で急病にかかると、本当に弱気になりますね。
ほかにも、動けないほどの胃腸風邪になったこともありましたが、寮母さんが煮リンゴを持ってきてくれたり、友達がうどんを運んできてくれたり。
そんな心温まる場面も覚えていますがね^^
親のありがたみは、離れてみないと分からないものです。
【おわりに】
看護学生の思い出は本当にたくさんあって、今回はほんの一部分だけお話してみました。
実家に帰りたくなるくらい辛いこともありましたが、それでも何とかやってこれたのは、同じ境遇で頑張っていた友達の存在が大きかったかもしれません。
今では、辛かったことも全部ひっくるめて、いい思い出となっていますよ^^
学生の方は、今は辛いことが多いかもしれませんが、いつかは笑い話になる日が来ると思って、今だけ踏ん張ってみてください。
辛いのは、頑張っている証拠です。
ぼちぼちやっていきましょう。